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実家を売却するための片付けをどう進める?遺品や不用品の処分は計画的に

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早いうちに売却を希望している方も多いものの、現実は、実家の管理を離れて住んでいる子どもがし続けています。売却するために片付けの必要性があるものの、なかなか進められずに現状維持で最低限の管理をしている方も多いでしょう。まず、売却を目指すには、遺品や不用品の処分が必要です。

今回は、空き家を管理の難しさ、売却するための片付けの手順を説明していきます。

全国の空き家率は増加傾向

総務省統計局の空きや住宅の調査結果によると、平成25年の総住宅数が6063万戸のうち820万戸が空き家であり、5年前の調査と比較しても5.3%もの増加率と報告されています。

出典「空き家等の住宅に関する主な指標の集計結果について調査結果」(総務省統計局)

実家を相続した場合、「管理をし続ける」「売却をする」「賃貸にする」といった方法があるものの容易に買い手や借り手が見つかりにくい現状があるのが分かります。相続した実家を、そのまま放置していることでさらに売却や賃貸の条件を満たさない家屋が増加し続けているわけです。

  • 既に持ち家がある
  • 自宅と実家が離れていて管理が大変
  • 兄弟で遺産を分割する

こういった事情があるなら、さらに売却への意向が強いでしょう。

  • 賃貸物件に住んでいる
  • 実家と子どもの家が近い

逆に、このようなケースはやがては実家へ引っ越す方法も選べます。

売却するまでの空き家の管理は意外に多い

実家を管理するのは、両親が亡くなったり施設に入所したりすることがきっかけで始まります。空き家を管理し続けることでどんなデメリットがあるでしょうか。

不動産の価値が下がる

空き家となった実家に帰り、通気性を確保したり掃除をしたりしないと、家の傷みは早くなります。実家の価値をできるだけ維持するためには、定期的に換気をしたり、雨漏りやカビの発生を確認したりしなければなりません。屋内だけではなく、庭木の手入れや雑草の除去もしないと近所への迷惑になるケースもあります。

固定資産税を支払い続けなければならない

固定資産税は、実家がある限り支払う必要があります。また、火災保険料を継続して収めなければならず、年数を経るにつれて税金や保険料の支払いはひっ迫してきます。

防犯面・火災の心配がある

空き家だということが分かると、不審者が侵入したり放火の可能性もあったりと心配は尽きません。子どもが実家に帰ることで、多少なりとも人の出入りが定期的にあれば、防犯面の強化に少しでも役立つでしょう。

維持管理費がかかる

定期的に実家の管理をするために、子どもが帰省するにしても電気や水道、ガスなどの維持管理費がかかります。週に一度、実家に帰って様子見をしているケースでも、こうした維持管理費が4日の滞在でもひと月分はかかってしまうのです。

実家の売却で片付けを進める手順

空き家の管理は、お金も労力もかかってしまうため実家といえども売却を検討せざるを得ないこともあります。けれども一朝一夕に済ませないために、売却を目指すには片付けを進めて行く手順を把握していくようにしましょう。

片付けの計画を立てる

片付けは、休みの日を生かして行う方が多いでしょうが、やみくもに進めて行くよりも事前の計画がとても大事です。

  • 片づける部屋はどこからか
  • いつから片付けをするのか
  • 自治体のゴミ回収当日に出せるのか
  • 自力で処分ができない粗大ゴミや家電はどうするのか

生まれ育った実家のことだから、何とか進められると思いがちで「計画は面倒な気がする」という方もいるでしょうが、後々行き詰ってしまわないように入念に計画を立てる方がおすすめです。

家族で話し合いをする

自分の思いで処分するものを勝手に決めてしまうと、家族で意見の違いがあり思いがけないトラブルになってしまうこともあります。「これは残しておこう」「自宅で使えるから使おう」などの分別をしっかりしておくのが、賢明です。処分をする際には、業者を雇う場合、費用がかかりますがこの時の負担についても、明らかにしておくことも大事です。

遺品や不用品の処分方法を把握する

実家にある遺品や不用品の処分方法を知っておくと、片付けを進めやすくなります。

遺品整理の際に、自分たちで対応できる物とできない物もあります。自治体のゴミ回収なら安く抑えられますが回収日に帰れない事情があれば、遺品整理業者の力も借りることも検討してみましょう。

処分にお金をかけなければならないもの、所有物によっては買取してもらえるものがあります。できるだけ処分に関わる費用を抑えたいものですから、以下のような買取も把握しておくようにしましょう。

家電の処分

製造年から5年以内の家電なら、買取も可能なので査定を受けるだけでも受けてみましょう。廃棄するのであれば、特定家庭用機器再商品化法(家電リサイクル法)に従って行いますが、リサイクル料金と収集運搬料金の支払いがあります。家電の購入店、通常の家電量販店でリサイクル回収の依頼が可能なほか、指定引取場所の利用、不用品回収業者への依頼の方法から選びましょう。

骨とう品や美術品などの処分

先祖代々で伝わっている骨とう品や美術品がある場合には、専門買取店に査定を受けてみましょう。リサイクルショップや不用品回収業者に依頼すると、専門外の分野となり正しい査定が行われない可能性もあります。

遺品整理業者や不用品回収業者への依頼を検討する

空き家を片付けるためには、自分たちの手で進めにくい家電や家具、粗大ゴミなどがたくさん出てくるため、遺品整理業者や不用品回収業者の依頼も検討してみましょう。時間や体力的なゆとりがなければ、片付けを継続できない方も検討してみるのもよいでしょう。

売却のめどがついているなら、早い明け渡しを先方が希望していることもあるでしょう。時間をかけずに、片付けを済ませるなら業者にお任せするのが賢明です。

売却前片付けておくことのメリット

実家を売却するために、家電や家具などをはじめ生活用品の片付けは必須です。不動産会社に売却を相談していたとしても、できるだけ早く売れるためにも、片付けを済ませておくとメリットがある理由は以下の通りです。

内覧が希望者のタイミングでいつでも訪問できる

空き家なら、売却を任せている不動産会社に鍵を預けているので、購入を検討している人の都合に合わせて内覧が可能になります。売れやすさの条件の一つには、内覧のタイミングを逃さない点もあるのです。

家電や家具がない方が部屋の広さを感じる

賃貸物件を検討している時、家具や家電がないままだと想像以上に間取りが広く感じたこともあるでしょう。広く見せるためには、物が残っていない方が好都合なのです。また、検討している人が内覧の際に、家具や家電の配置をイメージしやすくなるメリットもあります。

遺品に抵抗がある人が多い

売却する相手が身近な親戚という場合なら、故人のことを知っているためそれほど家財道具があっても抵抗がないかもしれません。しかし、何も縁故がない相手が購入者だった場合、遺品というだけで抵抗感を持ってしまうことも少なくありません。残しておいても、人によってはエアコンや照明器具ならそのままでも問題ないという方もいますが、基本的には家の中のものは全て片付ける意識を持っておきましょう。

まとめ

実家の管理で悩み続けてしまうのは、出費、労力、心配ごとなどが常に付きまとうからです。売却する意向がある時には、早い段階から片付けの計画を立てていきましょう。先延ばしにすればするほど、空き家の価値を下げてしまいます。遺品や不用品の処分方法は家族で共有したうえで、必要に応じて予算を組んで業者を活用するととても捗ります。確かに費用はかかるのですが、負担も労力もかけずに空き家の片付けを進める方法もあることを把握しておくようにしましょう。

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